アメリカ人の好むお肉とは?
今回はアメリカ人が好むお肉について、日本と比較しながら書いていきたいと思います。
日本の高級なお肉
日本での高級なお肉と言えば、松坂牛、飛騨牛、近江牛、神戸牛、などがあります。これらが高級と呼ばれる所以は、各地域の飼育農家が栄養豊富な餌を与え、牛にストレスを与える事なく、丹精込めて育てているためです。産地によって気候や風土、餌や育て方が違うため、味に違いはでますが、全てに共通しているものは、霜降り肉だということです。
日本人は脂好き?!
人間が味付けなしで美味しいと感じる3要素が「脂質、糖質、アミノ酸」と言われており、日本食は素材そのものを味わう料理法が用いられていることから、日本人は昔から脂身が好きだったということがわかります。確かに、魚は脂が乗っていれば値段も上がり、お肉も霜降りが高級で美味しいと言われています。
日本人はもともと脂が大好きな人種のようです。
アメリカの高級なお肉
アメリカではGrass Beef(グラスビーフ)と呼ばれるお肉が高級とされています。Grassは芝生、草原、を意味しており、広大な草原でのびのびと育てられた牛という意味になります。もちろん餌も草原に生えている新鮮な芝生だけです。グラスビーフは脂身が少なく、健康的だということで、アッパーミドル層が好んで食べています。
アメリカでGrassBeefが好まれる理由
アメリカは肥満率33%で日本の約10倍と言われている肥満大国です。これはあくまで私の考えですが、太っている人が多いからこそ健康意識は強く、痩せている人は自分の生活をコントロールできる人、というように見られているのかもしれません。だからこそアッパーミドル層の方は身体に良い食品を求めるのではないでしょうか。
人によって温度差はあるものの、肥満大国だからこそ健康に対する意識は、日本より高いのかもしれません。
0コメント