TOYOTA生産方式とは
TOYOTA生産方式という言葉を社会人なら誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。私は生産性をあげるTOYOTA独特の生産方法とぐらいしか認識がなく、どのようなものなのかよくわかっていませんでした。そこで、今回は、TOYOTA生産方式がどのようなものなのかを、何回かに分けて書いていきたいと思います。
トヨタ生産方式ってなに
「トヨタ生産方式」とは、生産現場に置ける徹底的な無駄の排除、効率性を追い求めたトヨタ特有の運用方式です。原価コストを下げるための運用方式とも言われています。1980年代にアメリカでこのトヨタ生産方式が話題となり、今では多くの企業がこの方式を取り入れています。
7つの無駄
トヨタ生産方式の中に無駄を省くというものがあります。その中でも今回は七つの無駄を紹介します。
1 造り過ぎの無駄
作りすぎると在庫が増えてしまいます。作ってしまった後では、計画が変更した時、変更することができません。必要な時に必要な分だけ生産するのが良いそうです。
2 手持ちの無駄
部品、材料、工具、指示、いずれかの不足で作業が止まり、労賃が無駄になってしまいます。
3 在庫の無駄
在庫を持つということはそれだけのスペースを確保しないと行けません。その在庫を使わずに置いておくことは効率的とは言えません。また、長い間置いて置いた商品は何もしていなくても、劣化していたりして余計な費用がかかってしまいます。
4 運搬の無駄
商品を運ぶということは、必ず必要になってきますが、それが商品に対して何か付加価値をつけるのかというとそうではありません。運搬中などに破損などがあった場合には、余計な費用がかかってしまいます。
5 加工の無駄
加工は商品を作るにあったって一番大切な工程です。しかし、その中でも最小限のコストで行えるようにします。
6 動作の無駄
動作の中でも無駄を省くそうです。商品がない場合、探す作業や、一つ一つの確認作業、持ち替える作業などの無駄を無くします。
7 不良、手直しの無駄
不良品は手直しするのにも廃棄するのにもコストがかかってしまいます。
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