日本人の特徴
アメリカで生活していて、気づくことはたくさんありますが、その中でも今回は最近感じた、人間性の違いについて書いていきたいと思います。
日本人は和をを重んじる習性があり、集団行動を得意とする民族だと言われています。そして、昔から集団行動を乱してはいけないと、教育されています。それによって、人に迷惑をかけてはいけない、ということが、物事を行う判断基準の一つにもなってきていると思います。
なぜ人に迷惑をかけてはいけないのか
アメリカ人は、日本人ほど「人に迷惑をかけてはいけない」という感情は、持っていないように思います。人としてのモラルは、もちろんなくてはいけませんが、皆がお互い迷惑をかけるのは当たり前、という考えを持っているのかもしれません。例えば、ロサンゼルスではバスに乗っている時、友達、または知らない人同士で大きな声で話をしている光景をよく見かけます。少なくともその場にいた人たちは、迷惑行為とまでは思っていないように感じました。そのほかにも、バス内で大きな声で電話をし始める人や音楽を流し始める人、靴のままシートに足を置く人、横になって寝る人などを見かけます。明らかに迷惑行為です。しかし彼らは普通にそれを行っています。(一部の方です)彼らは、多少迷惑をかけるとわかった上で、行なっているのだと思います。
最近はこう思うようになりました。アメリカ人はいい意味で自分を出せていると。自分をされけだし、コミュニケーションをとることで、知らない人同士でも、助け合ったりできているのです。日本人は他人に迷惑をかけないように行動しているがために、周りとのコミュニケーションが取りづらく、なんでも自分でなんとかしようとしているように思います。自殺が増えていることがその証拠かもしれません。そして、近年では、人に迷惑をかけなければ、何をしてもいいという風潮まであります。
捉え方によって変わるので、どちらがいいのかということは言えません。日本人もアメリカ人もお互いが良いところがあり、悪いところもある。足して2で割ったらちょうどいいかもしれませんね。
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