米国でバスに乗ってみた
LAにきてまず思ったこと、それは車の数が多いという事です。米国では滅多に電車は通っておらず、通っていても貨物列車が一般的です。そのため、ほとんどが車での移動となります。車を持ってない方の多くがバスを利用しています。
そこで!!今回は私自身が感じる米国バスと、日本のバスの違いを書いていきたいと思います。
米国バスの特徴
・バス料金が安い
私が住んでいる町、トーランス市は値段も1ドルからとかなりリーズナブルです。学生は学生証を見せれば、その半額で乗ることができます。朝は通勤ラッシュということもあり、バス内は混雑しております。
・バスの時間に誤差がある
多くの方が使うというのが関係しているのか、時間に遅れることは少ない印象です。夜は時間通りに来ないこともしばしばあります。
・自転車も一緒に乗せることができる
車での移動が一般的なので、車を持たない学生の方が、バスに自転車を積むことが多く、それによってある程度長い距離でも車を使わず移動できるようになっています。バスは車を持たない方にとっては、とても重要な移動手段となっているのです。
・誰でも乗れる
米国のバスはほぼ全てのバスがリフト付きになっており、車椅子や足に障害を抱えている方でも乗りやすいよう作られております。日本もこういったバスはありますが、ほぼ全てではないですよね。見習うべきだと感じました。
・椅子が繋がっている
椅子は一列ずつ繋がっており座り心地はよくないです。施工する際に早くできるからなのか、アメリカでは質より効率を優先しているように感じます。
他にも、時間帯によって乗る人種も大きく違います。朝は多くの方が乗っておりますが、遅い時間には乗る方も決まってきます。アメリカでは一般的に6時前後に帰宅しており、それ以降に乗る方は、遅くまで働いている方が多く、黒人の方が多いと感じました。
最後に
実際に米国のバスを使ってみて、日本のバスは細かいところまでこだわっていると言うことがわかりました。米国は質より効率を優先しています。使えれば良いという考え方ですね。
日本に住んでいる方はこれが普通かもしれませんが、世界から見たら日本が異常なのかもしれません。そして、日本の方がクオリティは高いとしても、高齢者や身体障害者への配慮に関してはまだまだ日本は劣っているのかと考えさせられました。
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