今更ですが、アメリカで君の名はの上映イベントに行ってきた

 先日、私の住んでいる、トーランスで君の名はの上映イベントがあったので、一年ぶりに君の名はを見てきました。そこで今回は、君の名はのアメリカでの評価について、自分の考えも交えながら、書いていきたいと思います。

君の名はの海外での評価

 アメリカでの評価の前に世界での評価を見ていきたいとおもいます。君の名はの海外での評価はかなり高いです。その根拠はジブリの名作で世界で一番認知されている日本のアニメ映画、「千と千尋の神隠し」の興行収入はるかに上回ったということです。千と千尋の神隠しが、2億7千万ドルであるのに対し、君の名はは3億2千ドル以上とついにジブリの壁を超え、評論家の人たちも口を揃えて絶賛しています。

 

君の名はのアメリカでの評価

 アメリカでは大ヒットとは正直言えませんが、他の映画と同じくらいそこそこヒットしています。映画のレビューサイトでは、絶対に見逃してはいけないと言われており、かなり評価が高いです。中でも一番多い声はやはりアニメとは思えない画質です。ストーリーは、かたわらどき、結び、など日本特有の言葉が出てくるため、日本のことを勉強している人でないと、完璧には理解できないとは思いますが、インタビューしたアメリカ人は不思議なストーリーだがとても面白かったと満足そうにしていました。



実際に行って見た

私が到着した頃にはもう、行列ができていました。

 上映中、多くの笑い声や、涙し、鼻水をすする音が聞こえました。物語序盤で瀧と三葉の体が入れ替わってしまう場面では、爆笑が起こり、下ネタは世界共通だということを再認識しました。面白いと思った点が、もう一つあります。瀧の体に入った三葉が、私、僕、俺と一人称を言い直すシーンがあるのですが、そこではみつ葉が言い直すたびに笑いが起こりました。英語には一人称がIしかないため新鮮だったのかな??面白い発見でした。ちなみに翻訳ではI(Watashi)、I(boku)、I(ore)となっていました。


アニメに対するステレオタイプ

 アメリカでは未だにアニメ=子供が見るものというステレオタイプがあります。実際君の名はが公開される前に映画予告では子供向けのアニメばかり流れていました。つまりそういうことです。しかし、君の名はが公開されたことで、その偏見が少しずつではありますが、なくなりつつあるのではと思います。実際に世界で話題になったということは、大人の世代が影響を受けたということですからね!



ハリウッドでリメイクされる。。。

 これまたびっくりですが、君の名はがハリウッドでリメイクされるそうです。監督はJJエイブラムスさん。2015年にスターヲーズフォースの覚醒を手がけた監督です。アニメや漫画をリメイクし、原作を台無しにしてしまうケースはよく見られますが、今回もそうなることが大いに予想できます。アニメで伝える日本の良さが、ハリウッドで完全にアメリカナイズされ、もはや同じ映画とは思えないような作品になるのではないでしょうか。リメイクについてはまた別の記事で書いていきたいと思います。


KGブログ

コーヒー牛乳とSABEAYが好きな20歳が米国で生活し、日々感じたこと呟くブログです。

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