アメリカのりす

 りすと聞くと、どのようなイメージをするでしょうか。多くの人が、口いっぱいに餌を溜め込む、可愛らしい姿を思い浮かべるのではないでしょうか。今回は、そんな日本では可愛らしいとされている、りすについて書いていきたいと思います。


 私の住んでいるカリフォルニア、ロサンゼルスでは、街を歩けば必ずりすを見かけます。普通に街中に野生のりすが生息しているのです。私もこちらにきたばかりの時は、りすがいることに興奮していました。しかし、現地の人はよくは思っていないようです。それは何故なのでしょうか。


なんでも食べる

 野生といっても、人に慣れており、人が近づいても見向きもしません。それを嬉しがり、観光客がりすに餌をあげていたりしているので、ほぼなんでも食べるようになってしまったそうです。現在、りすに餌をあげたら罰金、と書かれた看板を設置している州もあるそうです。確かに、体もドシッとしており、よくみると日本で見た可愛らしいりすとはイメージが違うような気がします。


家の畑を荒らす

 これもなんでも食べるということに関係していますが、家の屋根裏に住み着いたり、鳥の餌、畑の野菜や果物を食べてしまったりと、現地の人もりすには大変困っているようです。



 こんなに嫌がられているりすですが、もともと街にりすを放ったのは人間だったそうです。そのりす達が繁殖した当時は、街に癒しができたと人々もりすに対して好意的でしたが、数が増えすぎ、現在に至るそうです。この結果は、結局人間が作り出したのです。


KGブログ

コーヒー牛乳とSABEAYが好きな20歳が米国で生活し、日々感じたこと呟くブログです。

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